【4月15日】国保税収納率向上に向けて市民の皆様へご協力のお願い

記者会見資料-市長コメント-2015年4月15日

　ハイタイ　グスーヨー　チューウガナビラ。本日は、国保税収納率向上に向けて市民の皆様へご協力のお願いを申し上げます。
　国民健康保険は、病気やけがに備えて、いざというときに安心して医療機関を利用するための相互扶助の精神に基づく制度です。
　仮に医療保険制度が無かったとしたら、必要な医療を受けられない、あるいは高額な医療費が家計を圧迫するかもしれません。
　国民健康保険が加入者の保険税で運営されている以上、保険税をキチンと納めて頂くことで安定的な運営が成り立つのですが、未だ納めて頂けていない方もおられます。どうか、未納者の皆様には今一度、私たちの健康を保つ大切な国保制度を正しく理解し、税負担の公平な観点から、早めの納付をお願い申し上げます。
　さて、本市の国民健康保険事業の財政状況は、平成19年度から平成25年度まで7年連続で赤字を計上しております。平成26年度においても、一般会計から30億円を繰入して赤字を補てんしましたが、それでも現時点では、累積赤字額が約45億円前後になるものと予想しております。赤字が膨らむと市民生活に大きな影響を及ぼすため、本市では赤字解消に向けて、未納者に対し休日・夜間にも電話や世帯訪問による納付督励を行っております。また、支払い能力がありながら滞納している場合には、預貯金の差押、乗用車のタイヤロック等の状況に応じた法的な手続きを進めていく方針を持っています。
　そして、本日午後4時30分から「国保赤字解消行動」を開始し、私を先頭に、担当副市長並びに健康部の管理職全員が参加して、電話による納付督励に取り組んでまいります。
　未納となっている世帯には、それぞれの事情もあろうかと存じますが、国保制度の重要性と現状にご理解をいただき、未納分を早めに納付していただきますようお願い申し上げます。
　また、保険証の切り替えが済んでいない場合や、失業や病気等で納付が困難な方には、早めに連絡をしていただき、ご相談されますようお願いいたします。
　
【配布資料】

• 市長コメント　PDF（PDF：157KB）
• 配布資料1　PDF（PDF：117KB）

• 国民健康保険課　電話：862-4262