水道局の仕事について

更新日:2020年3月23日

水道の目的は、皆がすぐに飲んだり、使ったりできる安全な水を必要な量、皆さんの手元まで運ぶ事です。上下水道局は、皆さんに便利な水道を安心して使っていただけるように、たくさんの仕事をしています。

水道の水源を確保したり、水をきれいにする

ダムを造ったり、川や井戸から水を採ったりするところ(取水場)を造ったりします。また、採った水を浄水場まで送る管やポンプ場などの施設を造ります。ダムや川・井戸からの水を飲むことができるように、浄水場できれいにします。浄水場では水の中に入っている泥やゴミを取ったり、塩素を入れて水中のバイキン等を殺したりします。これらの仕事は那覇市の上下水道局ではやっていません。ダムは国や県・県企業局が造って管理しています。そして県企業局が浄水場を造り、ダムや川などからの水をきれいにして水道水にします。その水道水を那覇市や他の市町村の水道局が買って市民の皆さんに給水しています。

きれいにした水を皆の家まで届ける(施設の建設と管理)

道路の下に水を通す色々な大きさの管を埋めたり、埋めた管のうちで壊れたり、古くなったりしたものを取替えたりしています。また配水池やポンプ場などを造ったり、その施設がうまく働くように管理しています。

水もれ調べと修理

ポンプ場や配水池からみなさんの家庭へ送られる途中で、大切な水道水が漏れていることがあります。少しでも大切な水を無駄にしないように水漏れを調べて、早めに修理をしています。皆さんも、道路などで水漏れを見つけたら、すぐに上下水道局にお知らせください。(水道管理課電話098-941-7805)また、皆さんの家庭内の水道から水が漏れたりするときは早めに修理してください。

水質検査をする

私達がいつでも安心して水を使うことができるように、毎日、水の安全を検査しています。

メーターの検針と料金

皆さんが家庭で使った水の量を定期的に調べ、使った量に応じて、水道科金を納めて頂いています。

水道にかかるお金(独立採算制)

川や井戸の水をきれいな飲み水にして、家庭や工場まで送ったり、施設を大きくすることや、古くなった水道管を取替えたりすることには、たくさんのお金がかかります。上下水道局は市の経営する事業ではありますが、役所のように税金で仕事をしているわけではありません。皆様から水道料金としていただいたお金を使って、管を埋めたり、直したり、県から浄水を買ったり、職員の給料を払ったりするのです。このことを独立採算と言い、上下水道局の仕事は皆様に使ってもらった水の料金で賄われており、料金を払うのが遅かったり、払わなかったりすると、皆さんの水道の料金が高くなる原因にもなります。その理由は、水道料金を払わない人に、未納の通知をしたり、家庭訪問をしたりする仕事がふえたり、また不足するお金を銀行から借りたりして、費用がかかるためです。

沖縄県企業局のページ

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