金城徹議長の議長辞職勧告決議

更新日:2019年3月18日

議決結果

 
金城徹議長の議長辞職勧告決議
 
 先の平成28年6月定例会において、「金城徹議長の不信任決議」及び「金城徹議長の独善的で非民主的な議会運営のあり方を糾弾する抗議決議」が賛成多数で可決された。
 金城徹議長は、市民の代表機関たる議会の議決を尊重する一人の議員として、また、公平公正かつ健全な議会運営を行うべき議長として、不信任決議を受けたのであれば、指摘された過ちを自ら説明し、不審を抱く議員に弁解をするのが常識である。
 ところが、一切の説明を行うことなく、議会の議決を無視し、議員定数の半数以下の議員だけで議事を進め、採決まで行うという非民主的な運営を強行した。市民や議会の議決に対し全く配慮のない、独善的な行為を繰り返したのである。
 今月12日、市民生活に影響を及ぼさぬよう、議会の正常化を求めるために、議員有志で議長室へ赴き、金城徹議長に対し、不信任決議の際に指摘をした過失についての認識を問うたが、「今後協議をしましょう」と主張する一点張りで、これまでの自らの態度について真摯に説明しようとせず、議決を軽んじる金城徹議長の考え方があらわになった。また、その際、金城徹議長は、「多数決で決まったことを進めることが民主主義とは思わない」旨発言した。先般の議決された「不信任決議」は、議会の意思であり、多数決で可決されたことを進めるのは、議会運営のルールである。このような多数決の原則を独善的に解釈する金城徹議長は、議長として不適格であり、議会の意思を無視して議長職に固執し続ける現状は、議会や議長職を私物化していると言わざるを得ない。
 さらに、議長に対し「どうしても自分が正しいと言うのであれば、一度議長職を辞して、もう一度議長選挙に立候補し、信を問うたらどうか。」と提案したにもかかわらず、これを無視し、本臨時会を開き、今に至っている。
 よって、「議長不信任決議」及び「議長に対する抗議決議」を受けたにもかかわらず、市民の代表機関たる議会の議決を無視し、問答無用の姿勢で議会運営を強行し、議会全体を混乱に陥れている非民主的な金城徹議長に対し、議長辞職勧告を行う。以上のとおり決議する。
 
 平成28年(2016年)8月19日
 
那覇市議会
 

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