更新日：2019年3月18日
議決結果
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市営住宅の建替え等の促進を求める決議
本市の市営住宅は昭和31年の若狭団地の建設を皮切りに、これまでに多数の市営住宅が建設され、現在6,417戸の管理戸数となっており、市民が健康で文化的な生活を営むうえで大きな役割を果たしてきた。
しかしながら、約半数もの市営住宅が建築後30年を経過し、老朽化によるコンクリートの剥離・落下等の危険性が指摘されており、抜本的な安全対策が必要となっている。
このような中、昨年の6月に宇栄原市営住宅で天井材の一部が剥離落下し、就寝中の入居者が怪我をする事故が発生した。各団地において、以前からも剥離したコンクリート片の屋外落下が多発しており、一歩間違えれば人命にかかわる大事故につながりかねず、緊急な対策が求められている。
一方、市営住宅の入居希望者が年々増加しているにもかかわらず、約95戸もの空き家が修繕等がなされていないため、入居募集ができない状況にある。
こうした緊急修繕や計画的建替えの必要性が求められているにもかかわらず、新年度予算において十分な措置がなされてないことは、到底容認できるものではない。
よって、本市議会は、市営住宅の長期空き家の解消、修繕及び建替えを促進し、市民の需要に応えるとともに、入居者が安心して生活できる住環境を早期に実現するよう強く要請する。
以上、決議する。
平成16年（2004年）3月23日
那覇市議会
あて先
那覇市長
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