非行傾向不登校のゼロ実現を図るための予算措置に関する附帯決議

議決結果一覧｜9月定例会
　
非行傾向不登校のゼロ実現を図るための予算措置に関する附帯決議
　
　本市は、非行傾向不登校が全国の約3倍となっており、早急にその対策が求められていることから、教育委員会においては、3年以内で非行傾向不登校ゼロに向けて総合的・横断的な対策を図る組織として「やる気・元気サポート室」を今年4月に設置し、具体的な行動計画として策定された「那覇市不登校対策アクションプラン」に基づいて、精力的に取り組んでいるところである。

　しかしながら、3年以内で非行傾向不登校ゼロを図るためには、全中学校に生徒指導サポーターを派遣し、学校現場と連携を密に支援を行うことが最低限必要であるが、現在2校にしか派遣できない現状にあり、その対策としてさらなる強化が求められている。

　それを実現することによって、将来の社会を担う人材づくりが図られるとともに安心で安全な街となり、安定的な観光都市としての「ちゅらまちづくり」につながるものと考える。

　ついては、3年以内で非行傾向不登校ゼロを達成するためには、是非、全中学校に生徒指導サポーターを派遣することが絶対条件であり、それに向けた予算措置が強く求められている。

　よって、本市議会は児童・生徒の自己存在感を育み、自立に向けた支援を行う立場から必要な予算を早急に措置するよう強く要請する。

以上、決議する。

平成16年（2004年）9月21日
那覇市議会
　
あて先
那覇市長
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