更新日：2019年3月18日
議決結果
議決結果一覧｜9月定例会
沖縄都市モノレール延長の早期実現に関する要請決議
沖縄都市モノレール「愛称・ゆいレール」の開業から一年を経過して、駅周辺の開発や関連道路の整備が進められ、都市基盤の充実が促進されてきた。
環境負荷が少ない定時定速の大量輸送機関として導入された「ゆいレール」は、利便性の高い公共交通機関としてのみならず、本市のまちづくりの核として、大きな期待が寄せられている。
しかしながら、開業当初の平成15年8月の一日平均乗客数は、4万6千人を記録したものの、平成15年度の乗客数は、需要予測を下回っており、「ゆいレール」の健全な経営を維持することのできる乗客数を確保するには、抜本的な対策が求められている。
一方、首里駅以北の石嶺地区は、福祉施設や大規模集合住宅が集積する地域として発展しており、さらに、浦添市及び西原町をはじめとした中北部との交通の要衝としての機能を担うべく、市道鳥堀石嶺線の拡幅工事も順調に整備されており、「ゆいレール」の延長が強く求められている。
よって、本市議会は、沖縄県民の宝「ゆいレール」を将来にわたり守り育てる立場から、健全な経営と公共交通機関としての利便性の向上を図るため、当初計画どおり市道鳥堀石嶺線を経由し西原入口までの延長を早期に実現するよう強く要請する。
以上、決議する。
平成16年（2004年）9月21日
那覇市議会
あて先
衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、国土交通大臣、沖縄及び北方対策担当大臣、沖縄県知事、沖縄県議会議長、那覇市長
