更新日：2019年3月18日
議決結果
台風14号被災地・宮古群島への支援を求める要請決議
去る9月10日の午後から翌日11日の夕方にかけて宮古群島全域を襲った台風14号は、宮古気象台の観測史上過去3番目にあたる最大瞬間風速74.1メートルを記録し、甚大な被害をもたらした。
死者1人を含む95人もの多数の死傷者を出しただけでなく、約700本の電柱が折れ、電気、水道、電話などのライフラインが寸断され、公共施設や家屋が倒壊した状況は、さながら大地震による被災地の様相を呈した。
さとうきび等の農作物や農業施設、そして水産や畜産関連も含めた被害総額は、9月22日現在で87億円余にのぼるといわれている。
現地では、生活基盤の復旧が急ピッチで進められているが、停電や断水、
電話の不通等により、住民は不安な生活を余儀なくされており、被害規模が大きいことから、その全面復旧には多大な経費と時間が予想されている。
よって、当市議会は、宮古群島の住民が一日も早く生活の安全と安定を取り戻せるよう、早急な災害査定を行い、被災者への復興援助及び公共施設の災害復旧をはかるため、総合的な支援措置を講じられるよう強く要請する。
以上、決議する。
平成15年（2003年）9月24日
那覇市議会
あて先
衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、沖縄及び北方対策担当大臣、防災担当大臣、沖縄県知事
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