令和6年度風しん抗体価検査を実施します

更新日:2024年4月2日

令和6年度風しん抗体価検査の医療機関実施のお知らせ

 風疹は、発熱や発疹、リンパ節の腫れなどが主な症状の感染症で、風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの女性が風しんウイルスに感染すると、眼や心臓、耳等に障害をもつ(先天性風しん症候群)子どもが出生することがあります。
 平成23年から、海外で感染して帰国後発症する輸入例が散見されるようになり、平成25年には全国で累計14,344例の報告があり、風しんが全数報告疾患となった平成20年~平成25年では最も多い報告数となりました。この流行の影響で、平成24年10月~平成26年10月に、45人の先天性風しん症候群の患者が報告されました。その後、平成26年から平成29年にかけては、各々年間319例、163例、129例、93例の報告があり、平成23年以前の水準に落ち着いていたものの、平成30年には7月下旬頃から関東地方を中心に患者数の報告が増加しています。
 那覇市では、先天性風しん症候群を予防することを目的として、下記の方を対象に、風しんに対する免疫が十分にあるかを確認し、予防接種が必要か判断していただくため、医療機関において抗体検査を無料で受けることができます。

対象者

那覇市に居住する者で、次のいずれかに該当する方
(1)妊娠を希望する女性(妊婦は除く)
(2)(1)の配偶者(婚姻届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む)などの同居者(生活空間を同一にする頻度が高い者)。
(3)「風しん抗体価が低い妊婦」(HI法32倍未満、EIA法8.0未満)の同居者(配偶者など生活空間を同一にする頻度が高い者)
ただし、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までに生まれた男性や過去に風しん抗体検査を受けたことがあり、かつ抗体価が高いこと(HI法で32倍以上、EIA法で8.0以上)が判明している者は除く。

那覇市以外の沖縄県民の方はこちら

昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までに生まれた男性の方はこちら

昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までに生まれた男性の方で、那覇市在住の方は那覇市が発行するクーポンで無料で風しん抗体検査を受けることが可能です。那覇市以外の方はお住まいの市町村へご確認ください。
詳細はこちら

実施場所

那覇市と契約を締結した医療機関
契約医療機関一覧はこちら

検査費用

無料

実施期間

令和6年4月1日から令和7年3月31日

検査の流れ

(1)契約医療機関一覧にある医療機関へ連絡し、事前予約する。
(2)指定された日時に医療機関に来院のうえ、検査申込書に記入していただき、採血を行います。
検査を受ける際に、住所が確認できる書類(運転免許証、健康保険証、住民票など)をご持参ください。
(3)検査結果は、「ご自宅へ郵送」もしくは「来院して結果説明」のいずれかになります(医療機関によって異なります)。
(4)風しんの抗体が十分でない方へは風しんの予防接種を勧奨しておりますが、風しん予防接種の費用は自費(有料)となっており、助成等はありません。

お問い合わせ

健康部 保健総務課 感染症G

〒902-0076 沖縄県那覇市与儀1丁目3番21号

電話:098-853-7972

ファクス:098-853-7966