更新日:2024年5月8日
孤独・孤立対策
「孤独・孤立対策推進法」が施行されました
令和6年4月1日、「孤独・孤立対策推進法」が施行されました(令和5年5月31日成立 令和5年6月7日公布)。
法では、基本理念や国・地方公共団体の責務、施策等が定められており、第1条では目的として、「この法律は、社会の変化により個人と社会及び他者との関わりが希薄になる中で、日常生活若しくは社会生活において孤独を覚えることにより、又は社会から孤立していることにより心身に有害な影響を受けている状態(以下「孤独・孤立の状態」という。)にある者の問題が深刻な状況にあることを踏まえ、孤独・孤立の状態となることの予防、孤独・孤立の状態にある者への迅速かつ適切な支援その他孤独・孤立の状態から脱却することに資する取組(以下「孤独・孤立対策」という。)について、その基本理念、国等の責務及び施策の基本となる事項を定めるとともに、孤独・孤立対策推進本部を設置すること等により、他の関係法律による施策と相まって、総合的な孤独・孤立対策に関する施策を推進することを目的とする。」と謳われております。
「孤独・孤立対策」に係る取組等
国の取組
社会的不安に寄り添い、深刻化する社会的な孤独・孤立の問題について、総合的な対策を推進するための企画及び立案並びに総合調整に関する事務を処理するため、内閣府に孤独・孤立対策推進室が設置されました。
孤立・孤独対策強化月間
孤独・孤立についての理解・意識や対策の機運を社会全体で高めるために、孤独・孤立対策に関する情報提供や啓発活動などに集中的に取り組むものとして、国では、5月を「孤独・孤立対策強化月間」としています。