誰もが救命のヒーローになれる/救急・防災フェア

更新日:2019年3月18日

市政レポート

誰もが救命のヒーローになれる/救急・防災フェア

9月9日は救急の日です。
市民のみなさんへ救急医療への理解を深めてもらおうと、9月10日(土曜)、消防局で救急・防災フェアを行いました。
 
式典では、救急医療の推進に大きく貢献した医療機関や、ピエロに扮しバルーンアトラクションでフェア開催に協力している方、人命救助に貢献したみなさんに感謝状を贈呈しました。
 
「命の尊さ」についての作文を朗読した中村瑠来(るき)さん(上山中学校1年)のお父さんは、突然倒れ心肺停止に陥りましたが、このたび表彰を受けた方々の迅速な救命処置により一命を取りとめました。瑠来さんは「今度は自分が誰かを救うんだ」という思いから、消防局の救命講習を受けたそうです。「誰もが周りの人に支えられて生きています。これからは、僕自身が救命処置を広めていきます」と力強く話し、応急手当の大切さを訴えました。
 
また、救命講習修了者が常駐し、AEDが設置されているなどの基準を満たした事業所などを認定し、一人でも多くの命を救える体制を整える、うまんちゅ救急ステーションの認定証交付式では、新たに2事業所を認定しました。
 
今回、感謝状を贈呈した方々および、うまんちゅ救急ステーションの認定を受けた事業者は次のとおりです。
 
○感謝状贈呈
【救急医療の推進への貢献など】
被表彰者:地方独立行政法人 那覇市立病院
昭和59年5月に救急病院の指定を受け、独立行政法人へ移行後も市の中心的役割を担い、救急医療の推進に多大な貢献をしました。
また、平成27年度からは「心電図電送システム機器使用に関する協定書」締結により、地域住民の救命率・社会復帰率の向上への期待に寄与しています。
(写真2枚目)
 
【「救急・防災フェア」開催への協力】
被表彰者:與古田 晃
平成25年8月に消防局開催の応急手当普及員の認定を修了。
平成25年度から、特技のバルーンアートを活かし、救急・防災フェアでピエロに扮したバルーンアトラクションで子どもたちを楽しませるなど、ボランティアとして協力しています。
(写真3枚目)
 
【人命救助】
被表彰者:長崎 綾乃、丸山 正美、宇根 勝末
今年3月20日、市内の居酒屋で40歳男性が突然倒れ、心肺停止に陥りました。3人の迅速な119番通報と適切な胸骨圧迫により、いち早く救急隊へ引き継ぎ、現場にて心拍および自発呼吸が再開し、一命を取りとめました。
(写真4枚目:丸山さん、5枚目:宇根さん)
 
○うまんちゅ救急ステーション認定証交付
【認定番号 第9号】株式会社 ロワジール・ホテルズ沖縄
【認定番号 題10号】ホシザキ沖縄株式会社
 

写真05

 
[掲載日:平成28年9月15日]

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