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入賞作品(作文の部)

「平成14年度那覇市交通安全ポスター・作文」


ここでは、「平成14年度那覇市交通安全ポスター・作文表彰式」の最優秀賞作品を紹介します。


表彰状を受け取る様子。 交通安全作文最優秀賞(中学生の部)
上山中学校3年
桃原 直子さん

みんなで守る交通ルール

上山中学校 三年  桃原 直子

毎年、多発する交通事故によって多くの尊い命が失われています。テレビや新聞でも交通事故に関するニュースや記事は毎日ひっきりなしに入ってくるように思えます。

最近、そんな「交通事故」という言葉が、身近に感じられるような出来事を体験しました。

私は今、ほとんどの移動手段に自転車を利用しています。車の免許などを持つ事のできない私達にとって一番気軽で便利な乗り物だと言ってもいいと思います。しかし、自転車も一歩注意を怠ればとても危険な乗り物になります。それなのに私は、毎日乗って行く内に段々と注意への意識が薄れて行き、車道を走ったり信号のない横断する場所以外の所を横断したり、ひどい時には車が来ないからといって信号無視をした事もありました。

そんなある日、私はいつものように自転車に乗りながら、とても交通量が激しく信号の無い非常に危険な道路を横断しようとしました。タイミングを見計らって止まっている車の前を通ろうとしたのですが、ちょうどその瞬間に車側の信号が青に変わり車が発進し始めました。私はとてもあせって急いで自転車をこいだのですが車はすごい速さで私のすぐ側まで迫りました。

「やばい、ぶつかる」

と、思った時に車はキッと音を立てて急ブレーキをし私は間一髪の所で助かりました。しかし、あまりの恐怖に足はとてもガクガクしていて、本当に恐ろしい思いをしました。

帰ってすぐこの事を母に言うとひどく注意をうけました。今回、このような事が起きたのも本当に自業自得だと思い自分の注意へのあまさを感じました。あの、ぶつかりそうになった瞬間の数センチメートルとしかない間の事を考えると本当に今でもゾッと恐ろしく思うと同時に何もなくて本当によかったと思います。

しかし、私は母にこんな事を言われました。「あんたが助かったのはいいけれど、もし相手の車が急ブレーキをかけた事でまたその後ろの車とぶつかったらどうするね。」と、言われました。

確かに、私は自分が助かった事で安心して他の事を考えていませんでした。交通事故には「玉突き事故」などの様に一つの事故から大惨事を招く事だってあるのです。私の不注意が他のいろんな人に迷惑をかけてしまうのです。

多発する交通事故には、大体どちらかの不注意や違反行為によるものが原因です。例えば、わき見運転やスピード違反、居眠り運転に飲酒運転、前方不注意などさまざまなものがあります。中でも、飲酒運転などといったものはとても悪質なものだと私は思います。

自己満足で酒を飲み、飲酒運転をして、もしその事故に自分の家族や友人、知人などがまきこまれたらそれはたまったものじゃありません。

交通事故が起こった場合、加害者も被害者もどちらも必ずいやな思いをします。もちろん被害者側の方がその痛みはとても大きいと思います。しかし、私が友人から聞いた話によると加害者側も場合によっては多額のお金を被害者側に払わなければいけないと言っていました。しかも、罪悪感でとても自分を責めると思います。

このように交通事故とは両方とも苦しめて、決して起こってはほしくないものです。

しかし、なぜ毎年減ることもなく交通事故は起こってしまうでしょうか。私は、やはり一人一人の意識の低さだと思います。自動車に乗る人、バイクに乗る人、自転車に乗る人、歩行者、それぞれが それぞれの決まりをきちんと守らなければなりません。ちょっとの油断と注意の怠りで交通事故は簡単に起きてしまいます。常に危険ととなり合わせだということを念頭においてほしいと思います。特に私達の住む沖縄県では電車や新幹線などがなく自動車による交通がとても激しいので他県よりもさらに気をつけなければならないと思います。

みんながそれぞれのルールを守って行く事で、もっと安心した道路づくりができると思います。  

そしてもう、尊い命が交通事故によって失われる事の無いようにもっともっと一人一人の危険への意識を高め、呼びかけていき、交通事故率0パーセントの沖縄県を目指して行きたいです。



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